ミスター高橋が三沢光晴の事故を語る

「日刊ゲンダイ」(2009年7月1日付)では、ミスター高橋が「あの人は今こうしている」に久々登場している。

「今の日本のマット界は死と背中合わせのヤバい技が多過ぎます。パイルドライバーなんか本場アメリカではとっくに禁止されてるのに、日本じゃ平気で行われ、しかも顔面へのキックや受け身の取れない投げっばなし技が横行してる。そう、三沢選手の事故は起こるべくして起きたんです」
「加えて日本のプロレスラーには健康管理の意識がほとんどない。スポーツ科学を取り入れた合理的なトレーニングに精通してるのは、せいぜい獣神サンダー・ライガーぐらいでしょう。暴飲暴食、たばこもスパスパ平気で吸っている。一流のアスリートの自覚がなく自己抑制できない証拠です」
「死ぬ寸前の事故としては現在、国会議員の馳浩が試合後に昏倒、昏睡状態に陥り、天山広喜選手が脱水、失神したことがありました。健康管理を第一に考え、試合前のメディカルチェックを義務付け、使用禁止技の拡大を図っていかないと、日本のプロレスに未来はありません」
ファンの中には、ミスター高橋をどうこう言う者もいるが、筆者は高橋のこれらの意見に賛成である。

頭から落とす、技のインフレプロレス......この是非を議論することが本質のはずなのに、やれ斉藤彰俊は悪いか悪くないか、という問題ばかりクローズアップさせる者がWeb掲示板にはいる。

そうした不真面目なファンこそが、三沢光晴やレスラー達を「死と背中合わせのヤバい」世界に追いつめていったのではないだろうか。


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